
2月9日にチックコリア(Chick Corea)が亡くなった。
僕がジャズやその周辺の音楽を聴き始めたのは1980年代の終わりで、ビルエバンスは既に亡く、マイルスデイビスが亡くなる少し前だったから、ジャズを代表するスターと言えばキースジャレットとチックコリアだったと思う。
僕の中で結局、その事はずっと変わらなかった。
残念ながら彼の演奏を直に聞く事は無かったけれど、以前富山に住んでいた時、市民プラザの1階に有った自動ピアノが良く彼の曲を奏でていた事を思い出す。
それまで自動ピアノと言うと何かの余興のように思っていたけれど、短いフレーズでもすぐそれと解るチックの曲を聴いて、これもまた良いものだと思ったものだった。
改めて、彼の死を悼む。