
八王子でAKITEN(アキテン)と言う活動をしている人達が居る。
先日、その中心になっている及川賢一さんからお話しを聞く機会が有った。
活動の中心は、テナント募集中の空き物件を借りて展覧会や講演会、販売などのイベントを行い、街に人を呼び込む事。
テナント募集中の、と言う所が特徴で、テナントが決まればそれが優先されてイベントが中止になる事も有るけれど、それはそれで目的に適う事なので良しとされる。
今では活動を始めた2012年頃より空き物件が減り、会場の確保が難しい位だと言う。
僕自身も仕事や市民活動を通じて街の事を考える事は多いけれど、どうしても何か良いものを作ってそれを残したいと言う発想になってしまって、こうした柔軟さやスピード感は中々持てない。
及川さんが、空き物件をかつて街に多く有った空地にたとえていたのが印象的だった。