
焚き火をしてその炎を見ていると、不思議と飽きる事が無い。
寒い冬の日に暖を取りながらであれば、尚更だ。
普段は5分でも無駄な時間が出来ると勿体無いような気がしてしまうのだけれど。
何が無駄で何が無駄でないかと言う事も、本当の所は良く解らない。
勿体無いと感じる時間は人によって1分だったり1時間だったり変わるだろうし、1日経っても1年経ってもそんな風に感じない人も居るだろう。
揺らめく炎を見ながらそうした取り留めの無い事を考えていると、いつのまにか時間は流れて行く。
火が消える時はいつも寂しくて、また焚き火をしたいと思ってしまう。