
家の庭に、のうぜんかずらの花が咲いている。
まんさくの幹を伝わり、頭より高い所で。
蔓草が伸びると、庭の手入れが出来ていない事を咎められているようでつい、取ってしまいたくなるのだけれど、これだけ鮮やかな花が咲いていればそんな気は起こらない。
その一角だけ南国になったようで一時、暑さが嫌なものではなくなってしまう。
そしてふと、この花を題名にした歌が有った事を思い出す。
でもその歌詞と目の前の花はうまく重ならない。
その歌を歌った人も、僕に教えてくれた人も、今は母になっているらしい。
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