2014年10月23日

2014年9月の習作 The study in September 2014

2014年9月の習作

「天驕遠塞行 出鞘宝刀鳴 定是酬恩日 今朝覚命軽」
唐の時代に王維と言う人が作った「塞上の曲」。
書の会誌に載っていた課題の漢詩で、鞘から抜いた刀が鳴り命が軽く思える、と言うような、勇ましい世界が詠まれている。
これ等の字を一通り字書や辞書で調べてから、半切の紙に並べて書き、何回か書いておかしい所を直した後の習作が、画像に載せたもの。
まだ気に入らない所は有るけれど、ここから字の大小、滲みや掠れ、配置などに工夫をし、作品として仕上げる事になる。
しかし僕は、ここまでの方が書いていて楽しいし、出来たものも自分らしい書になっているような気がしてしまう。
posted by masaaki at 11:05| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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