
庭の一角に生えていた木に実がなった。
小さな黒っぽい実で、食べられるけれど甘くも酸っぱくもなく美味しくない。
友人に聞いたら、イヌビワ(犬枇杷)と言う木だと教えてくれた。
ビワより美味しくないのでイヌビワと呼ぶらしい。
植物の名前に犬が付くと、劣っているとか本物ではないとか、良くない意味を表わす事が多いようだ。
犬にとっては不名誉な話しだけれど、今と昔では犬の立場が違うのだろう。
うちには他に、イヌツゲ(犬柘植)と言う木も何本か有る。
これも本物のツゲではないと言う意味だろうけれど、どちらも実や花を楽しむ木ではないし、葉はイヌツゲの方が軽い感じがして好ましい。