
自宅で使っている椅子の座面が大分傷んでいたので、そのペーパーコードを張り替えて貰った。
ハンス J. ウェグナー(Hans J. Wegner)がデザインしたYチェアと呼ばれる椅子で、建築家にはお馴染みのものだ。
25年前に、座り心地が良く、見た目も良く、自分で設計した住宅に合っているものを色々と探して、結局選んだのがこの椅子だった。
その時にはこうして手を入れたものをまた使う事など想像もしなかったけれど、張り替えが終わってフレームも綺麗になった椅子に座ってみると、適度な緊張感が有り、買った時よりも体に馴染んでいる分、嬉しいような気がした。