
先週の土曜日、ラジオを点けたらパットメセニーグループ(Pat Metheny Group)のジェームズ(James)と言う曲が流れていた。
珍しいなと思って聴いていると、そこでキーボードを演奏していたライルメイズ(Lyle Mays)が亡くなったと言う。
この曲が発売されたのは1982年で、このウェブログでは2008年の5月9日に記事を書いていた。
僕はその時も今も、この曲が大好きだ。
パットメセニーのソロが個性的で印象深く、彼でしか弾けないものになっているのに対して、ライルメイズのそれはもう少し大人しく、穏やかに感じられる。
ここではその方が良くて、もし二人の個性がぶつかり合うような演奏だったら、ずっと好きと言う事にはならなかったと思う。
残念な事にライルメイズは2005年にパットメセニーグループを離れ、最近は音楽の仕事をしていなかったと言う。
改めて彼の死を悼む。