2019年06月27日

中川憲造さんを悼む : Mourning for Mr. Nakagawa Kenzou

6月20日、グラフィックデザイナーの中川憲造さんが亡くなられた。
中川さんとは横濱まちづくり倶楽部で知り合った。
倶楽部が発行する雑誌PeRRY(ペリー)は中川さんを中心に作られていて、ここで取り上げた4号では僕も記事を書かせて貰い、次の5号では僕をフィーチャー編集長にして横浜の交通を取り上げる事になっていたのだけれど、僕が病気になり中川さんも体調を崩されたので進んでいなかった。
少し教えてやるからやってみろよ、と言われているのだと思って頑張るつもりでいたのに、その機会は失われてしまった。
中川さんが2018年に横浜文化賞を受賞された時、それを報じた神奈川新聞の記事には「25年以上にわたりデザインを通じて横浜の都市ブランド向上に寄与」と書かれていた。
中川さんに相応しい受賞理由だったと思う。
心よりご冥福をお祈りする。
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2019年06月21日

病理学学び始め : Starting to study pathology

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今回病気になって気付いたのは、自分が体の仕組みや病気についてまるで解っていない、と言う事だった。
当然病気の事は病院と医師に任せるのだけれど、診断の内容を理解し納得した上で治療を受けたいとすれば、患者にも知識は必要だ。
それで退院してから読んだのが、仲野徹著「こわいもの知らずの病理学講義」と言う本。
仲野さんは大阪大学の先生で、その講義の内容を近所のおっちゃんおばちゃんにも解るようにと言う方針で書いている。
病理学とは何かから始めて、細胞と血液について説明し、分子生物学の基礎的な知識に触れ、後半は代表的な病気として癌について述べている。
逆に言えば、癌について理解する為には細胞や血液、分子生物学についてある程度解っていなければならないと言う事になる。
相当に専門的でかつ新しい事が書かれているけれど、解り易く読み易い。
入院する前に読めばもっと良かったと思う。
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2019年06月12日

上荻野ランチで馬に乗る : Riding horses at Kamiogino ranch

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先月の連休中、友人に誘われて厚木の上荻野ランチと言う所を訪ねた。
2年前にそこでゲルを組み建てるのを手伝い、その事をこのウェブログに書いたのだけれど、今回は一日遊んで過ごした。
主のTさんは馬に乗って弓を射るホースバックアーチリーの名手で、そこでは2頭の白馬が飼われている。
友人達がその馬に乗ると言うので、僕も滅多に無い機会だと思って乗せて貰う事にした。
2頭はどちらも大人しく、世話をしているYさんに手綱を引いて貰ったので、怖い思いをする事も無く楽しかった。
記憶を辿ると、子供の頃に母と祖母に連れられて行ったこどもの国で一度、馬に乗った事が有った。
その頃家では犬を飼っていたけれど、馬を見るのは初めてで、大きな犬のようだと感じたのだろう。
犬と散歩する時は散歩してやると言う気持ちになり、馬に乗る時は乗せて貰うと言う気持ちになるのは、その時から変わらないようだ。

posted by masaaki at 18:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする