2018年04月27日

ギャラリーを持つ家の見学 : Visiting the House with a gallery

ギャラリーをもつ家

先週末、建築家グループarea045(エリアゼロヨンゴ)の見学会で国分寺市に建つ「ギャラリーをもつ家」を訪ねた。
林雅子さんの事務所が設計して1983年に完成した鉄筋コンクリート造の住宅で、その後所有者が変わり、現在は建築史家の村松伸さんと夫人の山下裕子さんが住まわれている。
当日はお2人に案内をして頂いた上に、林さんの事務所で設計を担当した諸角敬さんと、その後改装の設計をした長尾亜子さんが加わった対話の場を設けて頂き、色々と興味深いお話しを聞く事が出来た。
他人の為に建築家が設計した住宅に住む事には様々な困難が伴うし、その建築家が亡くなっていれば意見を聞いたり改修の設計を頼んだりする事も出来ない。
しかしこの住宅は明快な骨格で全体が出来上がっていて、細部を変えると台無しになるようなものではなく、手を入れながら住む事に対する許容力を備えているように思われた。
posted by masaaki at 21:50| Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月23日

1行の書 : The drawing in one line

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門餘碧水一渓清。
昨年の展覧会に出品した縦1行7字の書。
半切の用紙に2行で14字や20字と言うものは書塾の毎月の課題にもなっていて書く事が多いけれど、1行のものは意外と書く機会が少ない。
2行有れば、1行目は下まで詰めて書いて2行目は下を空けるるとか、滲んだ字の隣になる字はかすれさせるとか、変化を付けるやり方が幾つも有って全体をまとめ易いけれど、1行の場合は中々そうした事がやり難い。
今回参考にした先生の書では、初めの字は太く濃く真ん中の字は細くかすれるようになっていたけれど、それをそのまま真似してしまうとばらばらな感じになってしまうので、全体の流れを重視してまとめるようにした。

posted by masaaki at 18:56| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月13日

広縁のタツナミソウ : The scutellaria indica in Hiroen

広縁のタツナミソウ

自宅の広縁に置いてある植木鉢には、ランやサボテンと一緒に雑草も生えている。
カタバミ、ツユクサ、タンポポなど。
春になると、種が飛んで来る事は無いはずなのに根が残っているのか、芽が出て来たり、花が咲いたりしている。
先日、オリヅルランの鉢に生えている草の名前を知りたくて、友人に写真をEメールで送って聞いてみたら、タツナミソウの仲間だと教えてくれた。
葉は小さくて丸みが有り、花は白く小さくて上に伸びた茎に並んで咲いている。
その花が波頭に見立てられてタツナミソウ、と言う事らしい。
このままオリヅルランと仲良く共存してくれる事を願っている。


posted by masaaki at 12:43| Comment(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする