
画像として載せた書は「水随方円器」と横に3回書いたもの。
「水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)」と読み、水は器の形に従ってその形を変える、と言う意味になる。
今年1月、建築家の集まりarea045(エリアゼロヨンゴ)による「建築家の素顔」展に出品した。
このウェブログの2014年9月10日に載せたものは同じ文を縦に1回書いていて、今回のように左から右へ3回書くと言う事は書の作品とすればやや常識外れだけれど、一緒に並べた建物の写真や説明文と馴染むようにと考えてこのようにした。
ただ、3回出て来るそれぞれの漢字には少しづつ変化を付けて、作品としての面白さも感じられるようにしている。
拙いけれど、自分なりのささやかな挑戦だった。