2017年12月22日

水随方円器×3 Water changes that shape according to the vessel, writed 3times

水随方円器×3,r0.5

画像として載せた書は「水随方円器」と横に3回書いたもの。
「水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)」と読み、水は器の形に従ってその形を変える、と言う意味になる。
今年1月、建築家の集まりarea045(エリアゼロヨンゴ)による「建築家の素顔」展に出品した。
このウェブログの2014年9月10日に載せたものは同じ文を縦に1回書いていて、今回のように左から右へ3回書くと言う事は書の作品とすればやや常識外れだけれど、一緒に並べた建物の写真や説明文と馴染むようにと考えてこのようにした。
ただ、3回出て来るそれぞれの漢字には少しづつ変化を付けて、作品としての面白さも感じられるようにしている。
拙いけれど、自分なりのささやかな挑戦だった。
posted by masaaki at 15:18| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

シネマティックアーキテクチュアと「月曜日のユカ」 Cinematic Architecture and "Yuka, Only on Mandays"

シネマティックアーキテクチュアと月曜日のユカ

最近、シネマティックアーキテクチュアトウキョウと言う活動が有る事を知った。
映画、建築、都市計画、アート、文学など様々なメディアを融合して新しい表現や思考の方法を探求すると言うもので、対象は東京だけでなく横浜にも広がっている。
その中心となっている緒方恵一さんと話しをしていて、横浜を舞台とした作品で僕が知らないものがたくさん有る事に改めて気付いた。
先日そうした作品の一つである「月曜日のユカ」と言う映画をテレビで見たのだけれど、これがとても面白かった。
1964年の作品で監督は中平康、脚本は斎藤耕一と倉本聰、主演は加賀まりこ。
主役のユカは妻子有る男性の愛人として生活しながら他の男性達とも付き合い、自分なりに彼等を喜ばせようとする。
内容は大人向けだけれど全体の調子はドライでお洒落、そしてユカは少女のように可愛いらしい。
下記の日活のウェブサイトに情報が有る。
http://www.nikkatsu.com/movie/20786.html





posted by masaaki at 23:59| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月05日

庭の銀杏 The Ginko in my garden

庭の銀杏

広くない所に大きくなる木が有ると、扱いが難しい。
自宅の庭に有る銀杏は亡くなった母が植えたものだけれど、電柱が近くに有って東京電力が時々枝を伐るので、いつも不恰好な姿になっていた。
しかし何年か前、枝を伐らずに電柱を動かしてくれないかと頼んでみたら、条件に適っていたようでその通りになり、それからは枝を伐られる事が無くなった。
銀杏は途中で伐ってもまた真っ直ぐ上に伸びるものらしく、今では樹形がすっかり整って、堂々とした姿になっている。
先日、少し離れた菩提寺に有る墓所から眺めたら、黄色く色付いたこの銀杏が目印になって、自宅の場所を確認する事が出来た。
posted by masaaki at 19:23| Comment(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする