
岡部町の友人Y君はデザインの仕事をしながらお茶屋をやっていて、虫送りの日の翌日は葡萄園に出張してかき氷を売っていると言うので、他の友人達と訪ねてみた。
自分と同業で同世代の人が作るかき氷を買って食べると言うのは不思議な経験で、夢の中の出来事のようだったけれど、とてもおいしかった。
そしてかき氷を作る機械の選び方からカウンターや看板、彼自身の服装まで、場所と状況に相応しくデザインされていて、流石だと思った。
自分がこれから同じような事をすると言う事はほとんど考えられないけれど、もしそうなったとしたら、それはそれで悪くない。