2017年08月29日

伊豆川奈の海岸で At the seashore of Izu Kawana

伊豆川奈の海岸

先週、友人に誘われて伊豆川奈の海へ行った。
海に入るのは何年ぶりだろうか。
その場所は小さな湾になっていて波はほとんど無く、丸い石と砂が混じって岩場と砂浜の中間のようになっていて、水は見事に透き通っていた。
陸に近い所にも小さな青い魚が沢山居て、人が近付いても逃げようとせず、体をつついて来るものも居た。
都会から近く、しかも半島の先端でもない所に、遠い南の島のような世界が有る事に驚いたけれど、元々海はこのように綺麗なもので、人がそれを汚くしているだけなのかも知れない。
友人のお陰で、思ってもみなかった夏の一時を過ごせた。



posted by masaaki at 22:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月22日

百日紅の木 The tree of the crape myrtle

百日紅の木

百日紅(さるすべり)の木は、昔から何となく好きになれなかった。
人工的な感じがして他の木と合わないし、家に有るものは母親が強く剪定して瘤だらけになっていたので、異様な感じさえしていた。
最近は僕が放任して邪魔な枝以外は伐らないから、随分と背が高くなり枝も茂って、夏にはたくさんの花が咲く。
そして名前の漢字の通り長い間咲いているし、必要以上には大きくならないので、中々好都合な木だと思うようになった。
我ながら勝手な判断ではあるけれど、昔と比べて荒れた感じになっている庭の中で、この木だけは確実に、良い姿になったと思う。
posted by masaaki at 17:10| Comment(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

境界を跨ぐと、 To the other side of the boundaries,

境界を跨ぐと、

7月11日に書いた「都美セレクショングループ展」の続き。
後半で一番印象的だったのは、武蔵野美術大学と朝鮮大学校の学生5人による展覧会「境界を跨ぐと、」だった。
社会的な取り組みと言う面が有るにもかかわらず、会場の雰囲気は重たいものでなく、バラエティに富むそれぞれの作品を楽しめた。
例えば李晶玉(Ri Jong Ok)さんの作品は、描かれた絵と、それを撮影して印刷したものと、それにまた手を加えたものからなる複雑なものだったけれど、その複雑さに負けない、瑞々しい色彩とタッチに強く惹かれた。
そしてその作品と、説明をしてくれた華奢な晶玉さんと、彼女が書いたパンフレットの激しい文章が、繋がりとギャップを同時に感じさせて、その事がまた作品に魅力を与えているように思われた。
posted by masaaki at 23:47| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする