
日曜日、近所で餅搗きをする家が有って声を掛けてくれた。
昔なら農村でも街中でも良く行われていた事だろうけれど、今では少し珍しい。
この家では毎年たくさんの人を呼んでいて、今年は60kgの餅米を用意したそうだ。
普段人付き合いが乏しく行事やイベントが苦手な僕でも、こうした時間はやはり楽しい。
ただ肝心な餅搗きでは、経験も体力も不足して余り力になれなかった。
自分の家で両親が餅搗きをしていた記憶は無いけれど、それぞれの祖父母が餅搗きをした時の話しは何度も聞いたように思う。
お土産に貰った伸し餅は仏壇の前に広げておいて、次の日に切り分けた。