2016年07月28日

梅雨時に咲く無窮花 Rose of Sharon flowers in the rainy season

自宅入口近くに咲く無窮花

一昨日、相模原市で多くの人が殺傷される事件が起こった。
どう考えたら良いのか、まだ自分で整理が付いていない。

自宅の入口近くにムクゲの花が咲いている。
植えた覚えは無いから、庭に有る別の木から種が飛んで来たのだろう。
こうした赤紫色の花は少し珍しい。
辞書で見ると漢字では木槿となっているけれど、無窮花の方がぴったり来る。
朝鮮語の무궁화(ムグンファ)に当たるから。
花が次々と咲く様子が子孫繁栄を意味し、韓国の国花になっていると聞いた。
梅雨の季節は案外多くの花が咲いて、始めの頃に夏椿、盛りに紫陽花や美容柳、終わりの頃に無窮花や夾竹桃、百日紅の花を見る事が出来る。
今日、その梅雨が明けたらしい。
posted by masaaki at 18:29| Comment(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月14日

近頃の漢和辞典 Recent Chinese character dictionaries

新選漢和辞典第八版

使っていなかった図書カードで辞典を買う事にした。
同じ出版社で漢和辞典と国語辞典を揃える事にして、まず漢和辞典を選ぶ事から始めた。
前に買ったのは36年前だから、事情は大分変わっている。
インターネットが普及して辞典を使う人が少なくなったのだろうか、何年も改定されていないものが多い。
実物を見ようと思っても、小さな本屋には置いていないか、学習参考書の棚に薄いものが有るだけ。
そう言うものは収録字数が少ないし、内容も寂しい。
例えば「廷」の解字を見ると、「形声、廴が形を表し、壬が音を示す。」位で終わっているものも有る。
でもせっかく買うなら、続けて「廴は足あとを長く引くこと。壬は、人が直立している形を示す。廷は、宮中の外の庭で役人が政治上の仕事に当たっている状態を表す。一説に、云々」と言うように続いて欲しい。
最後に候補として残ったのは小学館と旺文社のもので、結局今まで使っていたのと同じ小学館のものにした。
posted by masaaki at 21:46| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月08日

大徳寺大仙院での座禅 Doing "Zazen" at Daitokuji Daisenin

大徳寺大仙院入口

先週末に京都で用事が有り、その後に大徳寺大仙院を訪ねた。
本堂が国宝、書院が重要文化財、庭園が特別名勝になっている名所だけれど、その時は観光客もまばらで、ゆっくりと過ごす事が出来た。
そして思い掛けず、初めての座禅を体験する事が出来た。
片足を腿の上に乗せる半跏趺坐(はんかふざ)の姿勢を取り、手を法界定印(ほっかいじょういん)の形に組み、目を半分開いた半眼状態にし、呼吸を整え、余計な事を考えないようにして、心を整える。
これが予想通り難しく、姿勢は定まらず、雑念が中々頭から離れない。
それでも歳を重ね、心の余地も柔軟性も少なくなっているだろう僕にとっては、普段の生活には無い貴重な経験になったと思う。
posted by masaaki at 18:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする