2015年12月24日

2015年の漢字小品 The small work of Chinese character in 2015

山影入門推不出 月光舗地掃還生

11月に横浜で、僕が所属している書道団体の展覧会が有り、画像に載せた漢字の小品を出品した。
上野で行う大きな展覧会と違って作品が少なく審査も無いので、友人や親類に見て貰うには良い機会だ。
そうして見に来てくれた人から感想や批評を聞かせて貰うと参考になるし、励みにもなる。
今回はある先生から、このような硬い線を書いていては駄目だと言う助言を頂き、別の友人からは、柔らかい線なので意外だったと言う感想を貰った。
正反対の意見のようだけれど、僕が普段から硬い線を書いていて、毛筆を使えば当然柔らかい線になるけれどまだ硬い、と言う事なのだと思う。
ではこれからどうするのか、と考えると、中々悩ましい。
「山影入門推不出 月光舗地掃還生」
posted by masaaki at 21:08| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月18日

"横浜にLRT"フェア The fair "LRT in Yokohama"



12月13日、横浜駅西口のかながわ県民センターで、横浜にLRTを走らせる会の主催による"横浜にLRT"フェアが開催された。
内容はLRTに関する写真やパネル、ジオラマ模型の展示、路線案ワークショップ、運転シミュレーター、動画上映とその説明など。
僕も参加している同会は今までフォーラムや勉強会、街歩きなど様々な活動を行い、展示も色々な場所で行って来たけれど、これだけまとまった内容を見られる機会を設けたのは初めてだった。
フォーラムや勉強会と違って好きな時に来て好きなだけ居られるので、敷居も低くなっていると思う。
画像に載せた写真は路線案ワークショップで来場者がそれぞれのLRT路線を考えている所。
posted by masaaki at 17:06| Comment(0) | 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月09日

日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか Why Japan can't stop the base and the nuclear power plant

日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか

今年、安全保障関連法案を巡る騒ぎの中で読んだ矢部宏治氏の著作「日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか」は、一方で目を開かせてくれるように興味深く、また一方で苦々しいものだった。
大きな問題になっている米軍基地と原発が有り続ける理由を、第二次大戦後の占領時から続くアメリカの政策とそれに応える日本の体制から説明していて、とても説得力が有る。
今までの自分を振り返えると、アメリカは終戦を境に敵から占領者、そして教師、支援者に変わり、日本はそれに従う事で国際社会に復帰し、繁栄を手にしたと言う「常識」を鵜呑みにして、考える事をやめ、目をつぶって来たのかも知れないと思う。
そしてその状態は、自分の事だけを考えれば、居心地が悪くないものだった。
しかし沖縄や福島の多くの人達にとっては全くそうではなく、これからの自分にとってもそうであり続ける保証は無いだろう。
posted by masaaki at 17:13| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする