
先日、友人達と所沢に有る阿部勤さんの自宅を訪ねた。
1974年に出来た2階建てのその住宅は、上手に住まわれていて居心地が良く、また見所が多いものだった。
建物の配置は、四角い敷地に対して大きく角度が振られていて、図面上は違和感が有るものだけれど、その事で隣地との間に余裕が生まれ、実際以上の奥行きが感じらるようになっている。
また平面は、中心に部屋が有るロの字型なのに、周囲の一部は外部や吹き抜けになっていて一周する事は出来ず、明快さには欠けるように思えるけれど、その事で色々な性格の場所や関係が出来ている。
他にも色々な発見が有って楽しく、またお邪魔したいものだと思った。