2014年06月26日

コットンハーバーへ To Cotton Harbor

コットンハーバー

先週6月21日、横浜にLRTを走らせる会の人達と東神奈川駅の海側を訪ねた。
4月29日に書いたように、横浜市ではその辺りを含む臨海部でLRTの検討を始めている。
駅から海へ進むと、突き当たりは米軍が管理する瑞穂埠頭で、その手前を右へ曲がるとコットンハーバーと呼ばれる団地、その向こうには中央卸売市場が有る。
コットンハーバーは横浜駅から2km位の距離に有って、高層マンションが建ち並び、約2900人が暮らしていると言う。
しかし他の街からは数少ない橋を渡らないと入れないし、横浜駅やへ向かう道は自動車しか通れず、埠頭や市場との往来は無い。
ここをLRTが通るかどうかは別にしても、周囲との行き来がもっと自由に出来るようになれば、ずっと魅力的な街になるはずだ。
posted by masaaki at 17:06| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月19日

戦後史の正体 True meanings of the history after World War 2nd

戦後史の正体

書き損ねていた事をもう一つ。
去年読んだ本の中で最も興味深かったのは、孫崎享著「戦後史の正体」。
第二次世界大戦以降の日本の政治を、アメリカ合衆国との関係から説明したものだ。
僕自身は戦争や占領の時代を経験していないけれど、戦後のアメリカは日本の復興と繁栄に協力してくれて、功罪で言えば功の方が大きいと漠然と思っていた。
しかしこの本によれば、アメリカは常に自国の為に日本を利用しようとし、日本の政治家や政府にはそれに悩まされ続けたと言う事になる。
書かれた内容には説得力が有って、今までの僕の考えはお人好しの思い込みでしかなかったと思えてしまう。
最後まで夢中で読み、読みながらつらい思いをした本だった。
posted by masaaki at 19:32| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月06日

円覚寺舎利殿 Engakuji Shariden

円覚寺舎利殿

先週、建築家の集まりarea045の催しで鎌倉を訪れた。
初めに見学したのは円覚寺の舎利殿。
室町時代中期の建物で、国宝に指定されている。
外観を見てまず感じたのは、思いの他小さいと言う事。
その感覚は中に入っても同じで、全体が親しみ易さを感じさせる尺度で出来ているように思えた。
また内部では、四周の壁の上部に連続して設けられた高窓が印象的だった。
そこに有る格子は角が取れた稲妻形で、漏れて来る光が柔らかく感じられる。
そうした特徴は、この建物が元々別の尼寺に有ったと言う由緒と関係しているのかも知れない。
posted by masaaki at 22:23| Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする