2021年02月12日

冨安由真展、漂泊する幻影 : The Exhibition of Tomiyasu Yuma, Shadows of Wandering

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最近すっかり展覧会へ行く事が少なくなってしまったけれど、先日、これは見ておきたいと思って神奈川芸術劇場(KAAT)へ冨安由真展を見に行った。
会場は普段、舞台に立つような人達が使うスタジオで、廃墟となったホテルを題材に、見棄てられた家具や動物達の剝製が並び、照明がそれ等を順に照らして行く。
またそれと重なるように、現地を写した映像が流れる。
次に進む部屋には、同じような題材を描いた絵画が掛けられ、そこでも照明がそれ等を順に照らして行く。
文章で書くとおどろおどろしい感じがするけれど、実際には奇妙にバランスが取れていて、乾いた心地良さのようなものを感じた。
そのバランスは作者によって計算されたものなのだろうけれど、ある程度は偶然によるものかも知れない。
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2020年08月21日

ヨコハマトリエンナーレ2020 : Yokohama Triennale 2020

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先日、ヨコハマトリエンナーレ2020を見に行った。
ほとんどの作品は新型コロナウィルスが問題になる前に出来ていたはずだけれど、全体的に今の世の中を反映したかのように暗く、立ち止まって考えさせるようなものが多いと感じた。
考えさせると言う事が現代美術の必要条件だったとしても、見る側からすれば、作品は美しいと思わせるものであって欲しい。
そうした点で、横浜美術館に入ってまず目にしたニック・ケイブ(Nick CAVE)の「回転する森」はとても美しく、また興味深く感じられて、ずっと見ていたいと思わせるものだった。
他に印象的だったものを挙げると、パク・チャンキョン(PARK Chan-kyong)、アリュアーイ・プリダン(武 玉玲)、ジャン・シュウ・ジャン(張徐 展)の作品だろうか。
中でもパク・チャンキョンの「遅れてきた菩薩」は原子力発電の問題を取り上げていて、反転した白黒映像が鮮烈だった。
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2020年02月17日

ふれるかたち、ひろう、遠藤章子作品 : Fureru katachi, Hirou, Endou Shouko’s work

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前回書いた「新春21世紀展」には遠藤章子さんのガラス作品も幾つか並んでいた。
昨年12月には近くのBankART SILK(バンカートシルク)で「肌理(きめ)とアモルファス」と題された個展が有り、そこに展示された「ふれるかたち、ひろう」と言う小さな作品を買い求めたのだった。
画像に載せたように丸い、柔らかな形で、手の平に乗る位の大きさ。
子供の頃、同じ位の大きさのガラスの文鎮を大切にしていたのだけれど、今はどこに行ってしまったか解らない。
目の前に有る作品は展覧会で多くの人に目に触れ、その人達の頭の中に残るのだろう。
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2019年08月28日

大竹伸朗ビル景展 : The Exhibition of Ohtake Shinro:BLDG.

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以前からずっと、今自分が暮らしているような都市を描いた絵がもっと有れば良いと思っていた。
映画や小説なら幾らでも例が有るのに、絵となるとつい昔の街や遠い欧米の都市を描いたものを思い浮かべてしまう。
でもその思いは、先日水戸芸術館で見た「大竹伸朗ビル景1978-2019」展でかなり満たされた
描かれているのは現実の風景そのものではないけれど、元になっているのは現代の東京や香港、ロンドンだ。
しかもそこに居る人々の生活や歴史ではなくて、建物や街そのものが主役になっているようで、潔い。
また表現が多彩で、例えば画像に載せた幾つもの絵はそれぞれに訴え掛けて来るものが有るけれど、まとめて見るとまた一つの魅力的な世界が感じられる。
展覧会の会期は10月6日まで。
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2019年07月19日

クリスチャン・ボルタンスキー展と塩田千春展 : The Exhibition of Christian Boltanski and the one of Shiota Chiharu

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先日、新国立美術館のクリスチャン・ボルタンスキー展と森美術館の塩田千春展を見る機会が有った。
続けて見たのでどうしても比べてしまうのだけれど、前者の方が良かった。
理由は主に2つだと思う。
まずボルタンスキー展が作品のみで構成されていて、より集中出来たと言う事。
会場には作品名も解説も無く、入口でそれらと案内図が記されたタブロイド大の資料を渡される。
それに対して塩田展は作家の活動紹介のようなものが多く、印象がやや散漫になった。
もう一つは、ボルタンスキー展の方がより自分の問題として考えさせられたと言う事。
題材が直接自分に関わる事でなくても、歴史や文化を通じて他人事ではない切実さを感じさせられた。
塩田展の方は、彼女個人にとっては必然的と言える内容と表現なのだろうと言う事は理解出来ても、共感出来るものとまでは感じられなかった。
会期はボルタンスキー展が9月2日まで、塩田展が10月27日まで。
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2019年07月03日

加守田章二の陶芸 : Ceramic art of Kamoda Shoji

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先日、菊池寛実記念智美術館に「野蛮と洗練、加守田章二の陶芸」展を見にいった。
陶芸家の加守田章二(かもだしょうじ)が1983年に亡くなるまでに残した様々な作品が並ぶ中で一番心を惹かれたのは、画像に載せたような曲線彫文扁壷(きょくせんちょうもんへんこ)と言う作品群だった。
それ等は岩手県の遠野で現地の土を使って作られ、鈍い色彩を持ち、表面全体に規則的な模様が施され、所々細かい石の粒が現われている。
物としての強い存在感と個性を持ちながら、どこか抽象的で軽やかにも感じられる。
そして優れた作品が皆そうであるように、言葉を幾ら並べても表わせないような魅力が感じられる。
陶芸の事に詳しくはないけれど、その世界に在りながらその美意識を揺さぶり、超えて行く力が有るように思った。
展覧会は7月21日までの開催で、下記ウェブサイトに案内が有る。
http://www.musee-tomo.or.jp/exhibition.html
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2018年10月26日

PeRRY 4号 : PeRRY vol.4

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横浜にPeRRY(ペリー)と言う雑誌が有る。
横濱まちづくり倶楽部が発行するシティブランディングマガジンとして、中川憲造さんを中心に2017年1月の1号から2018年9月の4号まで、毎回異なる装丁と内容で読者を楽しませてくれている。
最新の4号では開港期の花火師、平山甚太が作った平山煙火製造所の絵入型録(カタログ)が特集されていて、絵柄としてだけ見ても面白いし、紹介されている昼花火や夜花火がどんなものだったか想像しながら見てもまた面白い。
僕は横濱まちづくり倶楽部の会員になってからこの雑誌が届くのを毎回楽しみにしていたのだけれど、この号では特集の後に「道路をどう使うか〜LRTとカーフリーデー」と題した短文を書かせて頂いた。
絵入型録のお陰で多くの人に読まれる事を期待している。
PeRRY 4号の販売情報は下記サイトにて。
http://www.madeinyokohama.jp/shopdetail/000000000481/
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2018年08月24日

22cm角の絵 : The drawing of the 22cm square

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 美術館でゆっくり絵を見るのも良いけれど、気の向くまま街中の画廊を訪れるのも悪くない。ふと立ち寄った先に思いの他素敵な作品が有って、作者から話しを聞けるような事にでもなれば最高だ。とは言え、いくら気に入った作品が有っても、それを買うとなると簡単ではない。費用の事も当然有るし、飾る場所や保管の仕方も考えなければならない。だからほとんどの場合、作品を記憶に残しただけでそこを離れる事になる。
 画像に載せた絵の場合は例外で、この6月に横浜の画廊で見つけて目を離せなくなり、その場で買う事を決めた。題名は"motorcycle touring 20180209"、作者は牧孝友貴(まきたかゆき)さんと言う若いかただった。オートバイでツーリングをした時の経験と印象を元に描いたものだと言う。絵の大きさは縦横とも22cmで、普段使っているパソコンのモニターより小さいのだけれど、その小ささが、買う決心を後押ししてくれた。それは費用や場所を考えたからではなくて、鮮やかで暖かみが有る色彩やタッチ、遠くにも近くにも思える構成などを見ているうちに、この絵にはこの大きさが良い、と感じたからだと思う。
area045 建築家のコラム 2018年月日掲載
http://www.area045.com/mutter/292.html
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2017年11月07日

ヨコハマトリエンナーレ2017とBankART LifeX〜観光 Yokohama Triennale 2017 and BankART LifeX,Kanko

花と海と光/丸山純子

先日、ヨコハマトリエンナーレ2017とBankART LifeX〜観光(バンカートライフ5〜観光)を見に行った。
トリエンナーレは相変わらず規模が大きく、魅力的な作品も幾つか有ったけれど、全体的に現代美術の展覧会としては大人し過ぎるように思った。
既存の施設を使い、複数のディレクターにより内容が決められた事で、個々の作品より全体の枠組みが強く感じられてしまったのかも知れない。
観光の方は対照的に作品の数が絞られ、元々倉庫だったBankART Studio NYK(バンカートスタジオNYK)が会場だった事も有って、じっくりと作品の世界に向き合えたように思う。
ただし、この建物は横浜市と日本郵船の貸借契約が来年4月で終わり、その後は使えなくなるそうだ。
画像は観光での丸山純子さんの作品。
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2017年08月10日

境界を跨ぐと、 To the other side of the boundaries,

境界を跨ぐと、

7月11日に書いた「都美セレクショングループ展」の続き。
後半で一番印象的だったのは、武蔵野美術大学と朝鮮大学校の学生5人による展覧会「境界を跨ぐと、」だった。
社会的な取り組みと言う面が有るにもかかわらず、会場の雰囲気は重たいものでなく、バラエティに富むそれぞれの作品を楽しめた。
例えば李晶玉(Ri Jong Ok)さんの作品は、描かれた絵と、それを撮影して印刷したものと、それにまた手を加えたものからなる複雑なものだったけれど、その複雑さに負けない、瑞々しい色彩とタッチに強く惹かれた。
そしてその作品と、説明をしてくれた華奢な晶玉さんと、彼女が書いたパンフレットの激しい文章が、繋がりとギャップを同時に感じさせて、その事がまた作品に魅力を与えているように思われた。
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2017年07月11日

2016年09月14日

木々との対話展 The exhibition, Dialogue with trees

感覚細胞―2016・イチョウ

先月、東京都美術館で「木々との対話」展を見た。
参加している作家は土屋仁応(よしまさ)、田窪恭治、須田悦弘(よしひろ)、國安孝昌、舟越桂の5人で、世代も手法も異なり、木を素材とする作品を出品している事だけが共通している。
それぞれの展示はどれも個展として見られる程の充実した内容で、素材であった木が作家に命を吹き込まれたかのように存在感を持ち、独特の世界が作られている。
画像として載せたのは田窪さんの「感覚細胞―2016・イチョウ」と言う作品で、美術館の敷地に生えていた銀杏の木の周りにコールテン鋼のブロックを敷き詰めたもの。
この木は70年前の太平洋戦争で被災し、その後再生したものだと言う。
会期は10月2日まで。
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2016年06月20日

三宅一生展 Miyake Isseey Exhibition

三宅一生展

先日、東京の国立新美術館で三宅一生展を見て来た。
僕がこの美術館で見た展覧会の中で最も印象に残るものだったと思う。
普段ファッションには無頓着で彼がデザインした服を着た事も無いのだけれど、展示してあるものがどれだけ大きな意味を持っているかと言う事は、容易に想像出来た。
また単純に、それ等が美しい事に感心した。
建築の世界では最近、環境に良いとか、新しい材料を使っているとか、新しい使われ方を引き出しているとか、色々な説明をしているにもかかわらず、実際の建物の質が悪くて、疑問を感じる事が少なくない。
三宅一生さんの仕事はそうしたものとは違って、美しい事が絶対的な条件になっているのだろう。

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2016年04月30日

アブアアとアブブブ Abuaa and Abububu

アブアアとアブブブ

子供が居ない僕だけれど、自分の為に時々絵本を買う。
単純に短い時間で読めるのも良いし、普段読んでいる字だけの本とは違った世界を体験出来るのが楽しい。
最近読んだ長新太さんの「アブアアとアブブブ」は傑作中の傑作で、大好きになった。
まず絵が良い。
少ない線と平板な色で描かれた絵はどれもチャーミングで、とても自由。
空は青色でなく、木は緑色でなく、それでいて不思議な統一感が有る。
話しの筋書きがまた秀逸。
それぞれのページに有る文の意味とその繋がりは良く解るのだけれど、全体で何を言おうとしているのかは全く解らないまま、終わってしまう。
その解らなさが何とも心地良い。
長さんが亡くなっていて続編を望めない事が残念だ。
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2016年01月20日

日産アートアワード2015 Nissan Art Award 2015

日産アートアワード2015

昨年末、横浜のBankART Studio NYK(バンカートスタジオNYK)で「日産アートアワード2015 ファイナリスト7名による新作展」を見た。
軽い気持ちで行ったのだけれど、とても充実した内容で、中でも石田尚志(いしだたけし)さんの「正方形の窓 2015」は素晴らしかった。
壁に穿たれた窓とそこから射す青い光を描いた絵が少しづつ変化する、6分60秒の映像作品。
夢の中の出来事のようでもあり、遠い記憶を思い出しているようでもあり、また展覧会の絵を次々に見せられているようでもある。
それぞれの瞬間に惹かれながらも次の瞬間に期待し、そもそも他の絵は何故動かないのかと考えてしまいたくなる。
私見では、グランプリアーティストは彼で次点は岩崎貴宏さんだと思ったけれど、公式な結果は別だった。
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2015年10月09日

田中千智展 Chisato Tanaka Solo Exhibition

田中千智展

先週末、横浜市民ギャラリーの田中千智展を訪れた。
会場に入ってすぐ、新しさと懐かしさが一緒になったような不思議な魅力を感じて、それが何なのか考えている内に、それぞれの絵の背景に自分が強く惹かれている事に気付いた。
アクリルで描かれた黒い背景はほとんどむらが無く平板なのだけれど、油彩で描かれた手前の人や物と響き合って不思議な清潔感と深さを感じさせ、人や物を引き立てると言う以上に活き活きとさせている。
作者の言葉によれば、ある時絵の背景を黒く塗ったままどうしようか考えていて、黒いままでも良いのではないかと思った事がきっかけだと言う。
その魅力的な背景と一緒に描かれた人物の表情は意図的に抑えたものになっているらしく、服や木、街並みなどの鮮やかさの方が印象に残った。
会期は10月18日まで。


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2015年07月23日

松村純ガラス展 Matsumura Jun Glass Work Exhibition

松村純ガラス展

7月10日まで横浜のフェイアートギャラリーで開かれていた「松村純ガラス展、風景採集」は、小規模だけれど魅力的な展覧会だった。
多くの作品は一辺が35mmから50mm位の立方体で、手の平に載る位の大きさ。
数枚のガラスを張り合わせ、それぞれに色鉛筆を使って絵柄が描かれていて、儚い夢のような一つの世界が出来上がっている。
それが見る角度や光の加減によって微妙に違ったものに感じられ、子供の頃に戻ったようにじっと見入ってしまった。
見終わった後、そのまま立ち去るのは惜しい気がして、作品を一つ購入する事にした。
まだ受け取っていないけれど、持ち帰れば実際に手の平に載せて眺める事が出来ると思って、楽しみにしている。
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2014年11月14日

田中岑展 The exhibition of Tanaka Takashi

田中岑展

11月3日で終わる展覧会が幾つか有った中で、僕は川崎市市民ミュージアムで開かれていた田中岑(たなかたかし)展を見に行った。
透明感と深みが有り、軽さも感じられる色彩が何とも魅力的で、特に橙色や水色、白色系統の色が美しく、何時まで見ていても飽きる事が無かった。
また不思議な事に、どことなく優しさと懐かしさも感じられた。
それは僕が好きな他の画家、パウル・クレーやニコラ・ド・スタールが描いた絵からは感じられないような良さだ。
田中さんは僕の親と同世代になるので、その人達が経験した美しさを蒸留するように取り出して絵に定着した、と言う事かも知れない。
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2014年05月30日

色の庭、尾形純展 The garden of colours, the exhibition of Ogata Jun

禅之庭、尾形純展

5月9日に書いた金昌永展を見たのと同じ場所で、尾形純展を見た。
誰もがまず、その色彩に惹かれるだろう。
キャンバスにアクリル絵の具で描かれたそれ等の色は、鮮やかであるのに単純ではなく、平板なようで豊かに感じられる。
そして慎重に配置されたであろう造形が、色を引き立て、色に引き立てられる。
作家によれば、展覧会の「禅の庭」と言うテーマは、時間や季節の変化で同じ色彩や景色が変化して映る事から来ているそうだ。
ご自身が庭、特に日本庭園を訪ねる事を好まれるようだけれど、僕が今まで漠然と庭を眺めていたのとは全く違う経験をされていたのだと思うと、新鮮な驚きを感じた。
展覧会は6月1日まで、FEI ART MUSEUM YOKOHAMAにて。
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2014年05月09日

金昌永展 The exhibition of Kim Tschang Young

金昌永展

連休の合間、FEI ART MUSEUM YOKOHAMA(FEIアートミュージアムヨコハマ)で金昌永(キムチャンヨン)展を見た。
砂と油絵の具を使ってキャンバスの上に描かれた作品の数々。
神奈川新聞の紹介記事から土着的な強さを想像していたのだけれど、会場の雰囲気は明るく軽やかだった。
作品を近くで見ると、砂の一粒一粒がとても綺麗で、絵と言うより工芸品のような魅力が有る。
ふと自分が小学生の頃、行商のおじさんが砂と糊で出来た絵の具を、それで絵を描きながら売っていた事を思い出した。
美しいと感じるだけでなく、色々な事を考えさせてくれる展覧会だった。
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