2019年05月31日

「言語にとって美とは何か」を読んで自分の仕事を考える : By reading "What is beauty for language", thinking about my work

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昨年末、古本で買った吉本隆明の著作「言語にとって美とは何か」の2巻を漸く読み終えた。
今まで読んだ本の中で最も読み応えが有るものだった。
言語の働きを大きく指示表出性と自己表出性の2つの面で捉え、それを横軸と縦軸にした図を用いながら様々な言語表現について論を進めている。
その独創性と見方の鋭さには畏敬の念さえ感じてしまう。
無理を承知でこの方法を自分の仕事である建築に当て嵌めてみると、指示表出性は施設としての機能、自己表出性は作品としての表現、と考えても良いように思う。
そうすると自分の事務所で手掛けた建物は大体その2つの面を持つ事になるのだけれど、その関係やバランスについては今まで充分に考えられていなかった事に気付く。
自分の仕事についてはもっと意識的にならないと行けないし、その為には何らかの考え方の基準のようなものがあるべきなのだ、と改めて思う。
posted by masaaki at 18:31| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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