2月20日付け神奈川新聞の記事によれば、横浜市は都心臨海部の回遊性向上に向け2020年までに連接バスなどを活用した高度化バスシステムを導入することを決めたとされている。LRTについては引き続き検討するとしているものの、担当者の声として、現在の自動車交通量では既存の車線を減らしてLRT専用軌道を確保する事は出来ないと書かれている。他からの情報も合わせて考えると、横浜市には現時点でLRTを導入する意図は無いのだろう。公共交通を充実させると言う点では望ましい方向だけれど、LRTの実現を望む立場からすると残念だ。しかしその可能性が無くなった訳ではない。まずは横浜市がこの2年間に行った調査の結果を公表し、市民と行政、関係者が課題を共有した上で検討や議論を出来るようにして欲しいと思う。
2016年02月24日
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