
恭賀新年之禧。
今年の年賀状に書いた6文字。
禧はキと読み日本語では余り使われないけれど、漢語ではシーと読み楽しむと言う意味になる。
書としては、サインペンで書いたので線の色や太さに変化が無く、滲みや掠れも無いけれど、僕が書を書く時に大切にしているものはここに有るはずだ。
だからそれなりに自分の気持ちに合うものになっていて、また自分らしいものになっていると思う。
そうした事は僕にとって、展覧会に出す作品の出来栄えよりも重要なのだ。
年賀状を送ったかたから頂いた幾つかの感想は、どれも嬉しいものだった。