
連休の合間、FEI ART MUSEUM YOKOHAMA(FEIアートミュージアムヨコハマ)で金昌永(キムチャンヨン)展を見た。
砂と油絵の具を使ってキャンバスの上に描かれた作品の数々。
神奈川新聞の紹介記事から土着的な強さを想像していたのだけれど、会場の雰囲気は明るく軽やかだった。
作品を近くで見ると、砂の一粒一粒がとても綺麗で、絵と言うより工芸品のような魅力が有る。
ふと自分が小学生の頃、行商のおじさんが砂と糊で出来た絵の具を、それで絵を描きながら売っていた事を思い出した。
美しいと感じるだけでなく、色々な事を考えさせてくれる展覧会だった。