
連休中に見た映画「そこのみにて光輝く」。
舞台は夏の函館。
主人公の達夫(綾野剛)はパチンコ屋で託児(菅田将睴)と知り合い、訪ねた海辺のバラックでその姉、千夏(池脇千鶴)と出会う。
僕にとっては、季節と街の組み合わせからして実感に乏しく、話しの展開も遠い異国の物語のようなのだけれど、3人の演技が素晴らしく、段々とその世界に引き込まれた。
そして見終わった時には、まさに夏の函館でしか有り得なかった出来事のように記憶に刻まれる事になった。
呉美保監督は1977年生まれで、「ゆれる」の西川美和監督と同世代。
これからの作品にも期待したい。