
事務所で設計した住宅に不具合が生じたと聞いて伺ったら、居間に当たる部屋に自分が書いた書が飾られていた。
竣工のお祝いとして数年前に差し上げたものを飾って下さっていたのだった。
とても有り難い事なのだけれど、今見るとあまり良い出来ではないので恥ずかしく、申し訳無い気持ちになる。
書き直しますから引き取らせて下さい、とお願いしたい所なのだが、そんな事をしてもっと良いものが書けるとは限らないし、いつになってしまうかも解らない。
その時一生懸命に書いた事は確かなのだから、許される限りそのまま飾り続けて頂けば良いのだろう。
「初時雨暫し途絶へし工事音」
お気持ちが大切なんですよね。
お互いの。
素敵なお話です。
俳句は亡くなった私の母が作ったものです。
お母様もきっと喜ばれていますね。
masaakiさんは俳句はしないのですか?
straussさんのweblogに有る俳句は大体ご自分の作ですか?