
先週末、神保町の画廊へ行って藤江民さんの「絵皿と版画」展を見て来た。
民さんはカンバスに納まらない大きな絵をたくさん描いて来た人だけれど、今回は机の上の絵皿と壁に掛かった版画の展示。
その日は運良くご本人が居て、コンクリートのかけらにくっ付いたタイルが好きだとか、絵皿に使う釉薬は焼く前と後で色が全く違うとか、色々なお話しを聞く事ができて楽しかった。
美術館で話題の展覧会を見るのも良いけれど、画廊でこうした時間を過ごすのも良いものだ。
画像として載せたのは、衝動買いをしてしまった1枚の絵皿。
並べてあった中では目立たない方の物で、ひょっとしたら民さんのお気に入りではなかったかも知れない。