近頃は新聞を取っている人が少なくなり、連載小説まで読んでいる人はさらに少ないようですが、私はつまらないと思わない限り、読むようにしています。
最近一番面白かったのは、神奈川新聞に7月8日まで連載されていた、村上龍の「55歳からのハローライフ」。
年齢が50台後半の様々な人物を主人公とした物語りが続く形式で、紅茶や緑茶、水などの飲み物が、それ等を結び付ける題材として登場します。
私自身の年齢はもう少し、あるいはかなり、下なのですが、登場人物の心の動きは痛みを伴う程、切実に感じられました。
また加工された写真による挿し絵が、著者本人によるものである事も、好ましいと思いました。
2012年08月02日
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