2012年06月08日

立川談志の落語論

現代落語論

立川談志が亡くなったのは、去年の11月21日。
落語にはあまり縁が無いのですが、好きな落語家を挙げろと言われたら、彼でした。
その彼が残した著作が「現代落語論」。
初版が出たのは1965年ですから、まだ彼は30歳になっていなかったはずですが、落語への熱い思いと的確な眼の両方が感じられる立派な内容で、今の私が読んでも十分に面白いものでした。
そしてどうしても、自分が関わっている建築の世界に当て嵌めて考えてみたくなるのでした。
例えば、彼が大切にしようとした古典落語のような存在が、今の日本の建築文化にどれ程有って、それを大切にしようとしている人達がどれ程居るのか。
良い建物ができなかった状況で、それを設計した建築家の責任が問われるような場合、それを依頼した側や受け止める側に問題は無かったのか、などなど。
どちらの世界でも、まじめに取り組めば取り組む程、考えなければならない事は多くなるのでしょう。
posted by masaaki at 22:13| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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