2018年08月31日

1分の1と3分の1 : The one first and the one third

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六本木の森美術館で開催されている「建築の日本展」を見に行った。
一番良かったのは、千利休作と伝えられる茶室の待庵(たいあん)が原寸で再現されていた事。
待庵に限らず国宝や重要文化財になっている茶室は見るとしても外側からだけ、と言うのが普通なので、中に入る体験は貴重なものだ。
初めに外観を見た時にはやや違和感が有ったけれど、実際に靴を脱いで入ってみると、予想していなかった程に居心地が良く、暫くそこに居続けたいと思った。
部分として色々な所を見る前に、まずその暗さや寸法、材料、それ等の関係などの全体が、そう感じさせたのだろう。
一方、3分の1の大きさで再現された丹下健三の自邸には少しがっかりした。
中途半端な縮尺で、実物とは違うと解っていても、どうしてもある程度混同して見てしまう。
原寸で部分を再現するか、5分の1位の縮尺にした方が良かったように思う。
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2018年08月24日

22cm角の絵 : The drawing of the 22cm square

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 美術館でゆっくり絵を見るのも良いけれど、気の向くまま街中の画廊を訪れるのも悪くない。ふと立ち寄った先に思いの他素敵な作品が有って、作者から話しを聞けるような事にでもなれば最高だ。とは言え、いくら気に入った作品が有っても、それを買うとなると簡単ではない。費用の事も当然有るし、飾る場所や保管の仕方も考えなければならない。だからほとんどの場合、作品を記憶に残しただけでそこを離れる事になる。
 画像に載せた絵の場合は例外で、この6月に横浜の画廊で見つけて目を離せなくなり、その場で買う事を決めた。題名は"motorcycle touring 20180209"、作者は牧孝友貴(まきたかゆき)さんと言う若いかただった。オートバイでツーリングをした時の経験と印象を元に描いたものだと言う。絵の大きさは縦横とも22cmで、普段使っているパソコンのモニターより小さいのだけれど、その小ささが、買う決心を後押ししてくれた。それは費用や場所を考えたからではなくて、鮮やかで暖かみが有る色彩やタッチ、遠くにも近くにも思える構成などを見ているうちに、この絵にはこの大きさが良い、と感じたからだと思う。
area045 建築家のコラム 2018年月日掲載
http://www.area045.com/mutter/292.html
posted by masaaki at 23:31| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月07日

書のワークショップ : The Workshop of Sho

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6月のある日、友人の設計事務所で開かれた書のワークショップに参加した。
以前から細々と書塾に通い続けているけれど、他の所で教えて貰う機会は中々無い。
講師は書楽家を名乗る安田有吾さん、参加者は僕を含めて7人だった。
画像に載せたのはその一こまで、手前右に居るのが僕、左に有るのが僕が書いたもの。
自分の名前を書いて向かいの人と交換し、それを真似て書くと言う事だった。
臨書と言って手本通りに書く事は書塾でもするけれど、その場合は昔の人が書いた名品とされるものを手本にする。
そうではなく目の前の人が書いたものを手本にすると、それと書いた人を結び付けて考えたり、普段していないような筆の使い方をしたりと、新鮮な経験になった。
他にも色々と工夫されたプログラムが続いて、後半は少し慌しかったけれど、楽しく実り多い時間だった。
posted by masaaki at 17:10| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする