2012年02月28日

亡くなった叔父の事

日曜日の朝に従姉妹から電話が有って、叔父が亡くなったと聞かされました。
82歳と高齢ではありましたが、全く予期をしていませんでした。
正月に家へ遊びに行き、その後こちらへも来て貰ったばかりでしたから。
自分が歳を取り周りも歳を取れば、そうした事が増えるのもまた止むを得ないのでしょうが、歳を重ねた分だけ却って、厳しく感じられるようです。
知っている人が居なくなった世の中は、それまでとは別のもののように思われるのです。
父と血が繋がった兄弟でありながら、似ている所を探すのが難しい位に違っていた叔父。
しかし従姉妹にはやはり自分に近いものを感じる事が有って、そんな時は叔父が父のように思えたものでした。
posted by masaaki at 19:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月24日

Thinking of Miss Daisy(ミスデイジーについて)

今週の2月20日、NHKBSで”Driving Miss Daisy”(ドライビングミスデイジー)と言う映画を見ました。
公開された1989年から23年が経ち、主役の老婦人Daisyを演じたJessica Tandy(ジェシカタンディ)は既に故人となっています。
しかし彼女の演技は過不足が無く存在感に満ちていて、素晴らしいものだと思いました。
見終わってふと気になったのは、題名に有るmiss(ミス)と言う言葉。
未亡人にこの言葉を使う事が一般的かどうか解りませんが、missと言う単語を手元に有る何冊かの辞書で調べても、未婚の女性やお嬢さんと言う意味しか載っていません。
一方インターネットで調べると、ウィキペディアにmistress(ミストレス)の略体が語源、と言う説明が有りました。
mistressを辞書で引くと、女主人、女教師、女の支配者などと言う意味が載っています。
Daisyは主人であるだけでなく元教師で、その気難しさや頑固さは支配者のようですから、そう考えると不思議ではないような気がします。
日本語の題名がドライビング Miss デイジー、とわざわざmissだけ英語のままにしてあった事にも、そうした意味が込められていたのでしょうか。
posted by masaaki at 16:50| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

椅子の衝動買い、Atavola

Atavola

普段ショッピングセンターなどには縁が無いのに、たまたま家具などが並んでいる所を通ると、足が止まってしまう事が有ります。
大抵は遠くから見て気になっても近くで見ると気に入らない、と言う事になるのですが、先日は珍しく衝動買いをする事になりました。
画像に載せた椅子がそれで、特別変った物ではないですが、無駄は無くしなやかさが有って、周りに有る他の家具とは全く違った印象を受けました。
お店の人に聞くと、イタリア製のAtavola(アタボラ)と言う椅子だとの事。
tavolaはテーブルなので、訳すと食卓用、と言う素っ気無い意味になるでしょうか。
座り心地も良く値段も安かったので、その場で1脚買う事に決めました。
ただしこの椅子を作っているcalligaris(カリガリス)と言う会社のカタログには、他に興味を持てるような物は見つかりませんでした。
posted by masaaki at 18:57| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

星の王子さまが教えてくれた事

星の王子さま

サンテグジュペリ著、池澤夏樹訳の「星の王子さま」(Le Petit Prince、集英社)。
青い布の上に金色の文字が書かれた表紙に惹かれて、読む事にしました。
とても有名な本ですが、以前に読んだ覚えは有りません。
でももしもっと前に読んでいたら、今のようにしっかりと受け止める事はできなかったでしょう。
本との出会いは、不思議なものです。
例えば、89ページのキツネの言葉。
「きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ。」
自分がしてもらった事には感謝しなければならない、と言うような話しは数え切れない程聞きましたが、自分がしてあげた事が大切なんだ、と言う事は今まで誰も言ってくれなかったように思います。
もっと前に読んでいたらきっと解らなかった、けれど今ではなく、もう少し前に読んでいたら、、、、
表紙以上に、美しい内容の本でした。
posted by masaaki at 16:37| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

横濱2012年新春号「横浜の鉄道」

横濱2012年新春号

季刊「横濱」(神奈川新聞社発行)2012年新春号の特集は「横浜の鉄道」で、幾つも興味深い記事が載っています。
中でも出色だと思ったのが岡田直さん(横浜都市発展記念館調査研究員)が書かれた「もしもあのとき……」と言うもの。
横浜駅が開業時の場所から2度移転して現在の場所に落ち着いた事は良く知られていますが、この記事ではその経緯を周囲の事情まで含めて検証し、同駅に鉄道の路線が集中する今の状況は必ずしも必然的なものではなく、別の形となる可能性も十分有った事を示しています。
鉄道の路線は実現するまでには様々な要因に左右される事、逆に一旦実現すると都市の構造や性格をかなりの程度決めてしまう事などを改めて考えさせられました。
もう1つ、蜂谷あす美さん(慶応義塾大学鉄道研究会)が書かれた「鶴見線散歩」と言う記事も楽しく読めました。
こちらは前記のものとは全く違い、鶴見線沿線を歩いた私的な体験記となっています。
くだけてはいるけれども不真面目ではない文体が絶妙で、内容以上に感心させられました。
posted by masaaki at 12:11| Comment(0) | 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする