2016年08月08日

近頃の国語辞典 Recent Japanese dictionaries

新選国語辞典第九版

前々回書いたように辞典を買い換えて、国語辞典も新しくなった。
結局今まで使っていたのと同じ小学館の新選国語辞典にしたのだけれど、36年も経っていると色々と改良がされていて面白い。
まず目に付いたのは、アクセントが示されている事。
箸は「[は]し」、橋は「は[し]」のように強く言う[]の部分が赤字で示されていて、端のように強弱が無い場合はそのまま「はし」となっている。
畑が「[は]た」となっているのには少し疑問が有るけれど、旗と機は「は[た]」、端は「はた」は確かにそうだし、はだ寒いは「はださ[む]い」か、などとつい声を出しながらページをめくってしまう。
それにしてもこれをまとめるのは大変な労力だったはずで、3000円と少しでこの辞典を買った事が申し訳無く思えてしまう。

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2016年07月28日

梅雨時に咲く無窮花 Rose of Sharon flowers in the rainy season

自宅入口近くに咲く無窮花

一昨日、相模原市で多くの人が殺傷される事件が起こった。
どう考えたら良いのか、まだ自分で整理が付いていない。

自宅の入口近くにムクゲの花が咲いている。
植えた覚えは無いから、庭に有る別の木から種が飛んで来たのだろう。
こうした赤紫色の花は少し珍しい。
辞書で見ると漢字では木槿となっているけれど、無窮花の方がぴったり来る。
朝鮮語の무궁화(ムグンファ)に当たるから。
花が次々と咲く様子が子孫繁栄を意味し、韓国の国花になっていると聞いた。
梅雨の季節は案外多くの花が咲いて、始めの頃に夏椿、盛りに紫陽花や美容柳、終わりの頃に無窮花や夾竹桃、百日紅の花を見る事が出来る。
今日、その梅雨が明けたらしい。
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2016年07月14日

近頃の漢和辞典 Recent Chinese character dictionaries

新選漢和辞典第八版

使っていなかった図書カードで辞典を買う事にした。
同じ出版社で漢和辞典と国語辞典を揃える事にして、まず漢和辞典を選ぶ事から始めた。
前に買ったのは36年前だから、事情は大分変わっている。
インターネットが普及して辞典を使う人が少なくなったのだろうか、何年も改定されていないものが多い。
実物を見ようと思っても、小さな本屋には置いていないか、学習参考書の棚に薄いものが有るだけ。
そう言うものは収録字数が少ないし、内容も寂しい。
例えば「廷」の解字を見ると、「形声、廴が形を表し、壬が音を示す。」位で終わっているものも有る。
でもせっかく買うなら、続けて「廴は足あとを長く引くこと。壬は、人が直立している形を示す。廷は、宮中の外の庭で役人が政治上の仕事に当たっている状態を表す。一説に、云々」と言うように続いて欲しい。
最後に候補として残ったのは小学館と旺文社のもので、結局今まで使っていたのと同じ小学館のものにした。
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2016年07月08日

大徳寺大仙院での座禅 Doing "Zazen" at Daitokuji Daisenin

大徳寺大仙院入口

先週末に京都で用事が有り、その後に大徳寺大仙院を訪ねた。
本堂が国宝、書院が重要文化財、庭園が特別名勝になっている名所だけれど、その時は観光客もまばらで、ゆっくりと過ごす事が出来た。
そして思い掛けず、初めての座禅を体験する事が出来た。
片足を腿の上に乗せる半跏趺坐(はんかふざ)の姿勢を取り、手を法界定印(ほっかいじょういん)の形に組み、目を半分開いた半眼状態にし、呼吸を整え、余計な事を考えないようにして、心を整える。
これが予想通り難しく、姿勢は定まらず、雑念が中々頭から離れない。
それでも歳を重ね、心の余地も柔軟性も少なくなっているだろう僕にとっては、普段の生活には無い貴重な経験になったと思う。
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2016年06月23日

2016夏LRTフォーラム 2016 summer LRT forum

2016夏LRTフォーラムちらし

(お知らせ)
来週末の7月2日(土)午後1時半から、横浜の波止場会館で「2016夏LRTフォーラム」が開催されます。
テーマは「都心臨海部における新たな交通システムの導入について考える」。
横浜市が都心臨海部での新しい交通システムについて検討をした結果、当面の方針として2020年までにはLRTではなく高度化バスの導入が目指される事になりました。
そうした状況を踏まえて、モビリティジャーナリストの森口将之さんや横浜市都市整備局の松井恵太さんのお話しを聞き、今後の可能性を考える機会にしたいと思っています。
参加費は1000円、事前申し込みは不要です。
詳細は画像データのちらし、横浜にLRTを走らせる会のウェブログ"http://lrt.cocolog-nifty.com/yokohama/"をご参照下さい。
当日は私も会場に居る予定です。

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2016年06月20日

三宅一生展 Miyake Isseey Exhibition

三宅一生展

先日、東京の国立新美術館で三宅一生展を見て来た。
僕がこの美術館で見た展覧会の中で最も印象に残るものだったと思う。
普段ファッションには無頓着で彼がデザインした服を着た事も無いのだけれど、展示してあるものがどれだけ大きな意味を持っているかと言う事は、容易に想像出来た。
また単純に、それ等が美しい事に感心した。
建築の世界では最近、環境に良いとか、新しい材料を使っているとか、新しい使われ方を引き出しているとか、色々な説明をしているにもかかわらず、実際の建物の質が悪くて、疑問を感じる事が少なくない。
三宅一生さんの仕事はそうしたものとは違って、美しい事が絶対的な条件になっているのだろう。

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2016年06月08日

立葵 Hollyhock

立葵

立葵(たちあおい)の花をとても好きだと言う友人が居た。
綺麗な花だけれど雑草のように生命力が強いらしく、庭と言うよりは道端のような所に多く生えているようだ。
何日か前に車を運転している時に見たような気がしたので、見当を付けて探してみると、幹線道路の脇の植栽帯で薄紅の花が見事に咲いていた。
誰かが植えたのではなくて、種が飛んで来て自然に育ったのだろう。
そのたくましさと華やかな姿が不釣り合いで何だか可笑しいのだけれど、花を真っ直ぐに見てみれば、妖しい位に美しかった。
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2016年06月01日

沢村澄子展 The exhibition of Sawamura Sumiko

沢村澄子展-happend-

先週、横浜のフェイアートミュージアム、ギャラリーで開かれていた沢村澄子展を訪れた。
ミュージアムには「いろは歌」を題材とした書の大作、ギャラリーには様々な小品が並んでいて、前所では思い掛けず沢村さんご本人とお話しする事が出来た。
沢村さんは盛岡を拠点に活動されていて、2011年の東日本大震災をきっかけにご自分の周りを整理し、教えていた人は全て断わり、1人創作に取り組まれていると言う。
他の事に関わっていたのでは間に合わない、他の人に解って貰えなくても良いから書きたいものを書く、と思われたそうだ。
僕のように細々と書に取り組んでいる者からすると、それは怖い位に勇気が要る事だけれど、会場の幾つもの作品には確かにその切実さが宿っていると思った。



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2016年05月26日

メタセコイヤの林 A forest of Metasequoias

生田緑地のメタセコイヤの林

先日、川崎の生田緑地へ行く事が有り、メタセコイヤの林を見る事が出来た。
以前に訪れた時は秋で、針葉樹が紅葉している姿が珍しくまた美しいので印象に残っていたのだけれど、緑の姿もまた美しかった。
手元に有る建築知識別冊緑のデザイン図鑑によれば、この木は「化石植物として知られていたが、1945年に中国四川省で原生種が発見され、生ける化石として有名になった」そうだ。
川崎にメタセコイヤの林が有る事は、土地に合った植物を自然な形で植えるのが良いと言う常識的な考え方には反するけれど、逆にそれが為に感じられる新鮮な魅力と言うものが有るように思う。
そして建築や街並みにも同じような場合が有るのだと思う。


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2016年05月22日

O宅改修工事完成 The renovation of house O has been completed

O宅玄関改修後内観

先日、昨年末に完成したO宅改修工事の写真撮影に立ち会った。
23年前に建てられた住宅の玄関とその廻りのデザインを一新する仕事。
建物はハウスメーカーによるコンクリート製のもので、その構造部分を変えないと言う条件だったので、平面や開口の位置は元のまま仕上げや建具、家具などを変える事でどこまで出来るかと言う事になった。
新築の建物を設計する時は、空間や平面を中心に考えながら仕上げや建具も考えると言う事が多いので、今回は取り組み方に色々と難しさを感じたけれど、結果的には依頼して下さったかたに満足して頂けて、自分としても良い仕事を出来たのではないかと思う。
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2016年04月30日

アブアアとアブブブ Abuaa and Abububu

アブアアとアブブブ

子供が居ない僕だけれど、自分の為に時々絵本を買う。
単純に短い時間で読めるのも良いし、普段読んでいる字だけの本とは違った世界を体験出来るのが楽しい。
最近読んだ長新太さんの「アブアアとアブブブ」は傑作中の傑作で、大好きになった。
まず絵が良い。
少ない線と平板な色で描かれた絵はどれもチャーミングで、とても自由。
空は青色でなく、木は緑色でなく、それでいて不思議な統一感が有る。
話しの筋書きがまた秀逸。
それぞれのページに有る文の意味とその繋がりは良く解るのだけれど、全体で何を言おうとしているのかは全く解らないまま、終わってしまう。
その解らなさが何とも心地良い。
長さんが亡くなっていて続編を望めない事が残念だ。
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2016年04月21日

3月9日の熊本城 Kumamoto castle on March 9th

2016年3月9日熊本城天守閣

先月3月に熊本を訪れていた。
熊本市内から車で阿蘇へ行き、その後空港へ行った時に、今回の地震で崩落した阿蘇大橋を2度通ったはずだ。
その時自分が無事だったのは運が良かったからに過ぎないし、日本で暮らす限り地震に遭う事は避けられないのだと改めて思う。
画像として載せたのは、3月9日に撮った熊本城天守閣の外観。
1877年の西南戦争で焼失し1960年に復元された建物だったけれど、地震の被害を象徴的に現わすものになってしまった。
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2016年04月12日

やって来た桜の木 The cherry blossom tree came to there

やって来た桜の木

家の敷地の一角に桜の木が生えて来て、今年花が咲いた。
花と葉が一緒に出て来たので、大島桜か何かだろう。
まだ数年しか経っていない筈なのに、もう4、5mの高さになっている。
このまま大きくなってしまうと少し困るのだけれど、切ってしまうのは惜しいし可哀そうなのでそのままにしている。
一方で、近くの雑木林から来るらしい樫や榎木は適当に切ってしまうのだから、自分でも勝手なものだと思う。
また一方で、一昨年植木屋さんに移植してもらった別の桜は結局枯れてしまったらしく、花も葉も出て来ない。
自分の土地だと思っていても、草木は中々自由にならない。
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2016年04月06日

熊本市営託麻団地 The Kumamoto municipal housing in Takuma

熊本市営託麻団地

3月に熊本市営託麻団地を訪ねた。
僕が東工大の学生だった時、坂本一成先生の研究室で設計の一部分を担当したのだけれど、完成した1994年より後で見たのは初めてだった。
住戸が395戸有り、坂本研究室と長谷川逸子さん、松永安光さんの事務所が設計した住棟が混じり合って配置され、一つの団地になっている。
坂本研究室が設計した住棟は外観が素直な箱型で、2階以上の住戸が吹き抜けを囲んだコの字型の平面を持ち、1階でその吹き抜けを繋ぐように共用通路が貫く構成になっている。
その構成は建物とそこに住む人や街、社会との関わりを考えさせるものになっていて、今見ても意欲的だ。
市営団地と言う事で管理が充分にされているとは言えないけれど、そうした事では曇らない輝きが有ると思った。
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2016年04月01日

長崎の路面電車 Street cars in Nagasaki

長崎電気軌道

長崎市内での移動は路面電車と歩きでほとんど用が足りた。
路面電車は市電ではなく長崎電気軌道と言う私鉄で、初めて乗った時は一方通行の路線が有ったり乗り継ぎの駅が限られていたりして少し戸惑ったけれど、一度解ってしまえばもう迷う事は無かった。
運賃は120円均一で解り易いし、安いので停留所の一つ二つ分でも気軽に乗り降り出来る。
街を歩いていてどこに居るのか不安になった時も、電車を見掛ければ大体見当が付いて、少し歩けばそれに乗る事が出来る。
改めて、街に路面電車が有るのは良いものだと思った。
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2016年03月28日

長崎再訪 Revisiting to Nagasaki

風頭公園付近から見た長崎市街

3月の初め、長崎を訪れた。
港、坂道、路面電車、外国との交流、原爆の跡。
色々な表情を持ち、周りを山と海に囲まれて、一つの世界が形作られている街。
20数年前、大学生の時にも2度ここを訪ねた。
それ等の記憶は断片的なものになってしまったけれど、どちらの時も知人に案内をして貰って、大切な思い出になっている。
今回は自分で行く所を調べ、決めたので、街の全体像をよりはっきりと掴めたように思えた。
そして3度の経験を経て、自分の中にこの街の姿が定着したように感じた。
普段余り意識をしないけれど、他の街との関係もこうして深まって行くのだろう。
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2016年03月17日

川から見た横浜の街と橋 The view of Yokohama city and bridges from the river

大岡川中村川分岐点

先月2月27日、建築家協会の催しに参加して、川から横浜の街と橋を見る機会が有った。
長者橋近くの日の出桟橋からボートに乗って大岡川を上り、吉野橋付近で中村川に入る。
そのまま下って堀川から山下埠頭付近の横浜港へ入り、大桟橋と新港埠頭の間を通って汽車道の脇を過ぎ、再び大岡川を上って日の出桟橋に戻る。
約2時間の短い船旅だったけれど、とても貴重な体験だった。
僕にとって大岡川と中村川、堀川に囲まれた横浜の中心部は、子供の頃から馴染んでいた所で、地図でも見慣れていたけれど、こうして船で一回りした事で今までの体験と知識が結び付き、自分との繋がりがより確かなものになったような気がする。
画像は吉野橋付近の大岡川と中村川の分岐点。
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2016年02月24日

横浜の都心臨海部に連接バス? In the central bay area of Yokohama, connected bus system is being planned?

2月20日付け神奈川新聞の記事によれば、横浜市は都心臨海部の回遊性向上に向け2020年までに連接バスなどを活用した高度化バスシステムを導入することを決めたとされている。LRTについては引き続き検討するとしているものの、担当者の声として、現在の自動車交通量では既存の車線を減らしてLRT専用軌道を確保する事は出来ないと書かれている。他からの情報も合わせて考えると、横浜市には現時点でLRTを導入する意図は無いのだろう。公共交通を充実させると言う点では望ましい方向だけれど、LRTの実現を望む立場からすると残念だ。しかしその可能性が無くなった訳ではない。まずは横浜市がこの2年間に行った調査の結果を公表し、市民と行政、関係者が課題を共有した上で検討や議論を出来るようにして欲しいと思う。
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2016年02月19日

さようなら神奈川県立近代美術館鎌倉 Good bye The Museum of Morern Art, Kamakura

神奈川県立近代美術館鎌倉

 1月31日に神奈川県立近代美術館鎌倉で最後の展覧会が終わり、もう今までのようにそこで絵や彫刻を見る事は出来なくなった。坂倉準三建築研究所が設計したこの美術館が開館したのは終戦からまだ間が無い1951年で、僕が生まれたのはその大分後だけれど、記憶の中には色々と懐かしい思い出が残っている。建築を志すようになって多少知識が増え新しい見方をするようになっても、その魅力が色褪せる事は無く、最も好きな建物であり続けている。
 改めて考えてみると、この建物は二つの点で特に素晴らしいと思う。
 一つは、周囲の環境に妥協せず新しい魅力を創り出している事。敷地は鎌倉の中心である鶴岡八幡宮の境内に位置し、もし今美術館を計画するなら、周囲の環境に配慮して傾斜屋根や落ち着いた色彩などを求められる事になり、このように池に張り出した白い箱のような建物を設計すれば、強い反対運動に遭ってしまうと思う。しかしこの建物が実際に周囲の環境を損なっているとは感じられず、逆に新しい魅力を引き出していて、単純に形や色を周囲に合わせるべきだと言う考えが浅く狭いものである事を教えてくれている。
 もう一つは、時代に即した設計が時代を超えた価値を生み出している事。建物が出来た時代の状況を反映して、外装や内装には高価な材料や特別な手仕事を要求されるものは使われていないし、建物全体は構造の鉄骨量を減らす為に軽量化が図られているのだけれど、優れた設計によって貧しさや弱さは感じられず、清潔さと気品を備えた一種抽象的な美しさが得られている。時を経て多少の物理的な劣化や改変が見られるようになっても、その本質的な価値は失われていない。
 多くの人達の努力が実り、この建物は県立近代美術館の役割を終えた後も壊されずに、鶴岡八幡宮へ引き継がれる事になった。素晴らしい建物に相応しい、素晴らしい使われ方をして欲しいものだと思う。

area045 建築家のコラム 2016年02月19日掲載
http://www.area045.com/mutter/290.html
posted by masaaki at 22:46| Comment(2) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月29日

武蔵野美術大学4号館 Musashino Art University No.4 building

武蔵野美術大学4号館

前回に続いて去年の話し。
ヨーロッパから建築家の友人2人が日本に来て、何処を案内したら良いかと考え、僕自身も行きたいと思っていた武蔵野美術大学へ行く事にした。
時間が限られていて全ての建物を見る事は出来なかったけれど、皆の意見が一致して良いと言う事になったのは、芦原義信さんが設計し1964年に完成した4号館だった。
2階に油絵を描く為のアトリエと中庭が市松状に組み合わされて配置され、1階のピロティからそれぞれの中庭へ螺旋階段で出入りする。
図式がそのまま実現したような建物で、現在の目で見ると少し問題も有るのだけれど、硬さや息苦しさは無く、実際にとても上手く使われている。
友人の1人は、建築家の夢だ、と評していた。
posted by masaaki at 15:17| Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする